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サム・バンクマン・フリード(SBF)の生い立ち・経歴からFTX破綻まで

連日世間を騒がせているFTXとその創業者であるサム・バンクマン・フリード氏のニュース。FTXの経営破綻は仮想通貨のリーマン・ショックとも呼ばれていますが、今回は経営者であるサム・バンクマン・フリード氏について調べてみました。

サム・バンクマン・フリードの概要

サム・バンクマン・フリード氏のプロフィールや経歴をざっくりとまとめてみました。ちなみに彼は名前のイニシャルを取ってSBFという名称で親しまれているので、以下ではSBFと呼びます。

名前:サム・バンクマン・フリード(Sam Bankman-Fried)
生年月日:1992年3月6日(30歳/2022年11月現在)
国籍:アメリカ合衆国
出身地:カリフォルニア州サンノゼサンタクララ郡

銀行は英語でバンクと言いますが、バンクマンという名前がまさに金融業界に携わる宿命を背負っているかのような名前であり、本人はどう思っているのかが個人的には気になっています。

生い立ち

1992年にスタンフォード大学のキャンパスでユダヤ人の家庭に生まれました。両親はともにスタンフォードロースクールの法学教授ということで、幼少期から恵まれた生活環境にあったということがわかります。SBFは数学の才能に優れた高校生のためのプログラムに参加するなど、子どもの頃からその才能をいかんなく発揮していました。大学はマサチューセッツ工科大学に通い、2014年に物理学の学位と数学の副専攻で卒業しています。

キャリア

2013年の夏に、自己勘定取引会社のジェーンストリートキャピタルで働き始め、国際ETFの取引を行っていたそうです。まだ大学在学中だったSBFは最初、インターンとして働いていましたが、卒業後はフルタイムで働くようになりました。

2017年にジェーンストリートキャピタルを離れ、バークレーに移り、オックスフォードを拠点とする慈善団体で開発担当ディレクターとして短期間働きます。

2018年後半にマカオで開催された暗号通貨会議に出席した後、香港に移ります。

2019年に現在騒動の渦中にあるFTXを設立、立ち上げます。

このように子どもの頃から大学、社会人になってからも順風満帆な人生を歩み、すこぶる順調にキャリアを築いてきた彼の資産は2021年時点では、総資産3兆円で、あのFacebook創始者ザッカーバーグを超えていたとされています。

ビーガンでショートスリーパー

SBFのことを調べているとさまざまなエピソードが出てきます。彼はビーガンであり、睡眠時間4時間の超ショートスリーパーだそうです。ほとんどお酒は飲まず、休暇も一切取らないそうです。お金持ちの人は意外と質素な暮らしをしている人が多いと聞きますが、彼にもそのような印象を感じますね。

まとめ

FTXの経営破綻は衝撃ですし、資産を預けていた人からするとあまり経営者ではないかもしれませんが、ビーガンであったり、さまざまな業界に多額の寄付をしていたりと憎めない部分もあるので複雑ですよね。今回の記事が参考になれば幸いです。